コラム

第75回

Googleフォームの作り方|基本手順から応用機能・共有方法まで

Googleフォームの作り方|基本手順から応用機能・共有方法までGoogleフォームの作り方|基本手順から応用機能・共有方法まで

Googleフォームは、Googleアカウントがあれば無料ですぐにフォームを作成できるクラウド型のアンケート・申込受付ツールです。

プログラミングの知識がなくても直感的に操作でき、PC・スマホのどちらからでも作成・回答が可能です。本記事ではGoogleフォームの基本的な作り方を手順を追って解説し、スプレッドシート連携や条件分岐といった応用機能まで幅広く紹介します。

Googleフォームとは何か・できることの概要

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Googleフォームは、Google Workspaceおよびユーザー向けの個人アカウントで利用できるオンラインフォーム作成ツールです。

アンケート・問い合わせ・イベント出欠確認・採用応募・社内申請など、幅広い目的のフォームをテンプレートから数分で作れます。回答はリアルタイムで自動集計され、グラフで可視化されるため、集計作業の負担が大幅に軽減されます。

主な用途Googleフォームでできること
アンケート収集選択式・記述式・評価スケールなど複数の質問形式に対応
イベント申込・出欠確認参加者情報の収集と自動集計、Googleカレンダー連携
問い合わせフォームWebサイトへの埋め込みや、メールへのリンク添付が可能
社内申請・承認フロー休暇届・経費申請などの入力を電子化(スプレッドシート連携)
クイズ・テスト正解設定と自動採点、結果のフィードバック送信が可能

GoogleフォームはGoogleドライブのストレージを使用しますが、フォーム自体のファイルサイズは軽量なため、実質的には無制限に近い数のフォームを作成できます。ただし回答データをスプレッドシートに蓄積するとドライブ容量を消費するため、個人アカウント(無料・15GB)で大量データを扱う場合は注意が必要です。

GoogleフォームをPCで作成する基本手順

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PCブラウザからGoogleフォームを作成する手順を、STEP順に解説します。初めて使う方でもこの順番に沿って操作することで、基本的なフォームが完成します。

STEP1 フォームを新規作成してタイトルを設定する

GoogleドライブからGoogleフォームを新規作成します。Googleドライブを開き「新規」→「その他」→「Googleフォーム」を選択するか、forms.google.comに直接アクセスします。

テンプレート一覧が表示されるので、「空白のフォーム」を選ぶと白紙から作成できます。または「テンプレートギャラリー」からアンケート・登録・フィードバックなどの既成テンプレートを選ぶことも可能です。

フォームが開いたら上部のタイトル欄にフォーム名、説明欄に回答者への案内文を入力してください。

STEP2 質問項目を追加して回答形式を選ぶ

「+」ボタンをクリックして質問を追加します。各質問には以下の形式が用意されており、用途に応じて選択します。

質問形式用途・特徴
記述式(短文)名前・メールアドレスなど短いテキスト入力に使用
記述式(長文)意見・理由など自由記述の回答に使用
ラジオボタン選択肢から1つだけ選ばせる。「その他」を追加してテキスト入力も可能
チェックボックス選択肢から複数選択させる。選択数の上限設定も可能
プルダウン多数の選択肢をコンパクトに表示したいときに使用
均等目盛り満足度・評価を数値スケール(例:1〜5)で収集する
日付日付入力を受け付ける(カレンダーピッカーが表示される)
ファイルアップロード画像・PDF・Excelなどのファイルを回答者から受け取る

目的に合わせた質問形式を選ぶことが、回収した回答データの活用しやすさを大きく左右します。

STEP3 必須項目・説明文・セクションを設定する

各質問の右下にあるトグルで「必須」をオンにすると、その質問への回答がないと送信できなくなります。

質問の右端の「」メニューから「説明を追加」を選ぶと、質問の下に補足テキストを表示できます。また「セクションを追加」機能を使うと、フォームをページ単位で区切ることができ、長い設問をわかりやすく分けて表示できます。

STEP4 デザインテーマと完了メッセージを設定する

フォームの見た目をカスタマイズするには、パレットアイコン(テーマのカスタマイズ)をクリックします。ヘッダー画像・テーマカラー・フォントを変更でき、ブランドカラーに合わせた設定も可能です。

回答送信後に表示されるメッセージは「設定」タブの「プレゼンテーション」から変更できます。「送信ありがとうございます」などの初期メッセージを、会社名や担当者からの案内文に書き換えておくことで、回答者に安心感を与えられます。

STEP5 プレビューで動作確認してフォームを公開する

目のアイコン(プレビュー)をクリックすると、回答者側の画面を実際に確認できます。条件分岐やバリデーションが正しく動作するかを確認してから公開するのが安全です。

問題がなければ右上の「送信」ボタンから配布方法を選びます。メールで直接送信するほか、リンクURLをコピーして共有するか、QRコードを生成して印刷物に掲載することもできます。

スマホでGoogleフォームを作成する方法

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スマホからGoogleフォームを作成するには、iOS・Android向けのGoogleドライブアプリ、またはブラウザのforms.google.comを使います。

スマホからの作成はPC版と基本操作は同じですが、画面が小さいため条件分岐の設定など複雑な操作はやや扱いにくくなります。複数の質問を一度に追加したり、セクションを細かく管理したりする場合は、PCブラウザの使用を推奨します。

  • ・スマホブラウザでforms.google.comにアクセスしてGoogleアカウントでログインする
  • ・「+」または「空白のフォーム」をタップして新規作成する
  • ・タイトルと質問を追加し、回答形式を選択する
  • ・右上の「送信」ボタンからリンクを取得して共有する

外出先でその場で簡易アンケートを作成・配布したいときはスマホからの作成が便利ですが、フォームの精度や利便性を高めるにはPC環境での設計を基本とするとよいでしょう。

フォームの共有・配布方法と公開範囲の設定

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Googleフォームの共有方法と公開範囲の設定は、フォームの用途に応じて使い分けることが重要です。

配布方法特徴・使用場面
リンクURLを共有最も汎用的。チャット・メール・社内掲示板どこでも貼り付けて配布可能
メールで送信Google連絡先と連携して直接送付。組織内への一斉送信に便利
QRコードを生成印刷物・ポスター・名刺への掲載や会場でのその場回答に適している
Webサイトへ埋め込みHTMLのiframeコードをコピーして自社サイトに直接埋め込む

公開範囲は「設定」→「回答」タブで制御できます。「Googleアカウントが必要」をオンにすると回答者のアカウントを記録でき、匿名回答を防ぐことができます。社内向けのフォームでは組織のGoogleドメイン(例:@例.co.jp)のアカウントのみ回答可能に制限することで、部外者からの回答を遮断できます。

回答の確認とGoogleスプレッドシート連携

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フォームへの回答は、フォーム編集画面上部の「回答」タブからリアルタイムで確認できます。

回答は「概要」ではグラフ、「質問」では設問ごとの回答一覧、「個別」では1件ずつ確認できます。さらに詳細な分析や加工が必要な場合は、Googleスプレッドシートと連携することで回答データをシート上に自動転記できます。

  • 「回答」タブ右上の緑のスプレッドシートアイコンをクリックする
  • 「新しいスプレッドシートを作成」または「既存のスプレッドシートを選択」を選ぶ
  • 以降は回答が届くたびにシートの新しい行に自動追記される

スプレッドシートと連携することでVLOOKUPやピボットテーブルなどの高度な分析が可能になり、部門横断でのデータ活用がしやすくなります。

Googleフォームの応用機能(条件分岐・自動返信・通知)

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基本的なフォームが作れたら、次のような応用機能を活用することでフォームの価値をさらに高めることができます。

条件分岐(セクションへの移動)は、選択された回答によって次に表示するセクションを変える機能です。

「参加できる・できない」を選ばせて、「できない」を選んだ人には代替案のセクションだけを表示するといった使い方ができます。ラジオボタンかプルダウン形式の質問に設定可能です。

回答通知メールは「回答」タブ右上の「」メニューから「新しい回答についてメールで通知する」を有効にすることで、回答が届くたびにGmailに通知が届きます。問い合わせフォームとして使う場合は必ずオンにしておくとよいでしょう。

自動返信メールの設定には、Googleフォーム単体では機能が限られているため、Google Apps Script(GAS)またはサードパーティツールを利用します。回答者のメールアドレスを取得できるフォームなら、GASで自動返信のスクリプトを設定することで確認メールの自動送付が実現できます。

Googleフォームを使う際の注意点

Googleフォームは手軽に使えるツールですが、業務利用に際していくつか注意すべき点があります。

個人のGoogleアカウントで作成したフォームは管理者が不在になると共有や引き継ぎが困難になります。業務利用では組織のGoogle Workspaceアカウントで作成し、フォームの編集権限を複数名に付与しておくことを強くお勧めします。また個人情報を収集するフォームには、プライバシーポリシーへのリンクを掲載し、収集目的を明記してください。

  • ・URLを知っている人なら誰でも回答できる設定になっていないか確認する(社内限定の場合は組織ドメイン制限をかける)
  • ・フィッシング目的で偽フォームを作成するケースがあるため、共有するURLが正規のforms.google.comのドメインかを回答者に案内する
  • ・Googleドライブの容量上限に達するとフォームの回答受付が停止するため、定期的に容量を確認する

上記のリスクへの対処としても、組織管理が行き届いたGoogle WorkspaceでGoogleフォームを運用することが最も安全な選択肢です。

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GoogleフォームをGoogle Workspaceで活用してアンケート・申込業務を効率化しよう

Googleフォームは、アンケート・問い合わせ・申込受付といった業務フローのデジタル化に最適なツールです。スプレッドシートとの連携や条件分岐・自動通知機能を組み合わせれば、回答の収集から集計まで大幅に効率化できます。

業務でGoogleフォームを本格活用するなら、個人アカウントではなくGoogle Workspaceで管理者権限のもとに運用することで、セキュリティ・共有・引き継ぎのすべての面で安全性が高まります。

サテライトオフィスはGoogle Workspaceプレミアパートナーとして5,000社以上への導入実績を持ちます。GoogleフォームをはじめとするGoogle Workspaceの機能活用や、GASを使った業務自動化の相談も承っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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