

第14回
LINE WORKS AiNote完全ガイド|
文字起こしの使い方・料金・安全性を解説


「月間数十時間の議事録作成に追われている」「社外秘の会議をAIに通しても安全か?」といった悩みは、多くの企業が直面する課題です。LINE WORKS AiNoteを活用すれば、主要なWeb会議ツールと連携し、機密を守りながら安全に業務を自動化できます。
本記事では、LINE WORKS AiNoteの具体的な使い方から、料金体系、企業が安心して導入するための安全性について徹底解説します。
この記事を読めば、機密情報を守りつつAIを活用でき、付帯業務を削ぎ落として、組織全体の生産性を一気に引き上げるヒントが見つかります。
LINE WORKS AiNoteとは?

LINE WORKS AiNoteは、会議の音声をリアルタイムで文字起こしし、AIが要約まで行うAI議事録作成ツールです。多くのユーザーに支持されてきた「CLOVA Note」をベースに開発されており、操作性はそのままに、ビジネスシーンに必要な高度な機能とセキュリティが強化されています。
主な特徴は以下の5点です。
- ・業界トップクラスの音声認識精度
- ・AI自動要約・タスク抽出
- ・LINE WORKS連携
- ・ビジネス向けのセキュリティ
- ・多言語翻訳対応
個人の入力作業を効率化するだけでなく、会議1回あたりのコスト最適化や社内のナレッジ共有のスピードアップが見込めるため、組織全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に大きく貢献します。
LINE WORKS AiNoteでできること

LINE WORKS AiNoteは、AIが会議の流れをリアルタイムに解析し、文字起こしから要約・共有までのワークフローを自動化します。
AIによるリアルタイム文字起こし機能
会議中の発言をリアルタイムでテキスト化します。高い音声認識技術により、複数人の話し声を自動で判別する話者分離が可能です。後から「誰が何を言ったか」を確認したり、録音を何度も聞き返したりする手間を省けます。
また、既存の音声(MP3・WAV・M4A)や動画(MP4)ファイルをアップロードして文字起こしを行うことも可能です。ボイスレコーダーの中に眠っていた過去の会議記録を、組織で共有・検索・再利用できる知的資産(ナレッジ)へと効率よく変換でき、情報が特定個人に留まる状態を解消できます。
会議の要点をまとめるAI要約・ネクストアクション
膨大な文字起こしデータから、AIが重要なポイントを抽出して要約を作成します。さらに、次に誰が何をすべきかというネクストアクション(ToDo)も自動で提案します。
これにより、会議直後の振り返りやチームへの共有に要する時間を最小化し、決定事項を即座に現場へ反映させることが可能です。
また、AIを活用することで議事録クオリティが一定に保たれる点も、大きなメリットです。
翻訳機能を活用したグローバル会議の効率化
日本語・英語・韓国語・中国語(簡体・繁体)の合計5言語による文字起こしと翻訳に対応しています。海外拠点とのWeb会議や外国人スタッフとの面談など、言語の壁があるシーンでもスムーズな意思疎通と記録をサポートします。
通訳を介さずに文脈を把握できるため、コストを最適化しつつ、プロジェクトのスピード感を高めることができます。
LINE WORKS AiNoteの使い方|
ログイン方法と各Web会議ツールとの連携

LINE WORKS AiNoteは、主要なWeb会議ツールやスマートフォンとスムーズに連携し、音声入力から議事録作成までの全工程を自動化します。

ブラウザ|Zoom・Microsoft Teams・
Google Meetとの連携
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetのいずれとの連携も、発行された参加用URLを管理画面に入力して「参加」ボタンを押すだけというシンプルな操作で完結します。

この仕組みの最大のメリットは、利用するツールを問わず、AiNote独自の高度な音声認識や話者識別、AI要約機能が発揮される点です。複雑な設定やツールごとの専用プラグインが不要なため、社内で複数のWeb会議ツールを併用している場合でも議事録作成を自動化できます。
なお、AIボットが会議室へ入室する際は、ホスト側が「許可」を選択するだけで録音が開始されます。
スマホアプリ|対面会議・外出先での活用
iPhone・Androidの両OSに対応しており、対面の打ち合わせや移動中の録音にも活用可能です。アプリの録音ボタンを押すだけで会話を高精度に記録できます。
バックグラウンド録音に対応しているため、他のアプリを操作している間や画面ロック中であっても記録が止まる心配はありません。
録音データはクラウド上で即座に同期されるため、デバイス間でのデータ移行や同期といった作業を最小化した、シームレスな運用ができます。

LINE WORKS AiNoteの料金プラン|
有料版と無料(フリープラン)の違い

LINE WORKS AiNoteは、利用規模に合わせて多彩なプランが用意されています。個人の試用から大規模組織での一括導入まで、料金とプランの特徴を解説します。
【比較表】各プランの料金一覧
各プランの主要なスペックを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | フリー (個人) |
ソロ (個人) |
チーム (法人) |
ビジネス (法人) |
エンター プライズ (法人) |
|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 (年契約) |
0円 | 1,440円 | 19,800円 | 54,000円 | 162,000円 |
| 月間利用 時間 |
300分 | 600分 | 6,000分 | 18,000分 | 60,000分 |
| AI要約 機能 |
利用 不可 |
12回 /月 |
120回 /月 |
360回 /月 |
1,200回 /月 |
| Web会議 連携 |
手動のみ | 直接 連携 対応 |
直接 連携 対応 |
直接 連携 対応 |
直接 連携 対応 |
| AIデータ 学習 |
あり | なし | なし | なし | なし |
- 参考:LINE WORKS AiNote | AI議事録・文字起こしツール
- ※2026年5月時点の情報です。
法人プランの、ユーザー数無制限という点は、他社ツールにはない大きな強みです。
有料版と無料版の違い|AI要約・セキュリティ
有料版と無料版のプランには、時間の差だけでなく、業務効率と安全性において以下の違いがあります。
- ・AI要約・タスク抽出機能の有無:無料版は文字起こし機能のみ。有料版は会議の要点をまとめるAI要約やネクストアクションの抽出が標準搭載。
- ・Web会議ツールとの直接連携機能:有料版は、各ツールとの直接連携が可能。無料版は、原則として手動での録音・アップロードが必要。
- ・データ学習の取り扱い:無料版は入力データがAIの学習に利用される可能性あり。有料版はデータが学習されることはありません。
議事録作成の工数を最小化し、機密情報の漏洩リスクを回避できるかという点が、ビジネス利用における成否を分ける決定的なポイントとなります。
プラン選びのポイント
自社に最適なプランは、組織全体の月間の会議総時間から逆算するのが合理的です。
- ・月間100時間(6,000分)以内:小規模なチームや部署での活用ならチームプラン
- ・月間300時間(18,000分)以内:複数部署で頻繁に会議を行うならビジネスプラン
法人プランは時間を組織全体でシェアできるため、利用が特定の個人に偏ってもリソースを無駄にしません。また、管理画面から利用状況をリアルタイムに把握でき、上限に達した際の自動停止設定も可能です。
まずはフリープランで精度を確かめ、実務での運用を見据えた段階でチームプランの無料トライアルから始めるのが、リスクを抑えた導入ステップといえます。
企業がLINE WORKS AiNoteを導入すべき
3つの理由

LINE WORKS AiNoteの導入は、単に業務を効率化するだけでなく、組織の働き方を根本から変える戦略的な投資です。
会議におけるコスト最適化
議事録作成にかかる人件費を直接的に削減し、コストの最適化を実現します。
例えば、1時間の会議に対して2時間の作成時間を要していた場合、AiNoteを活用すればその大半を自動化できます。月間で数十件の会議が発生する企業では、年間で数百時間規模の工数を削減できます。
この投資対効果を最大化させるためには、導入初期に「どの会議で・誰が・どのように活用するか」という具体的なガイドラインの整備が必要です。運用イメージが明確になることで、現場への浸透がよりスムーズになり、組織全体での活用率を早期に引き上げることができます。
情報の透明性とナレッジ共有
AI要約とネクストアクションの抽出によって、会議に参加していないメンバーも短時間で内容を把握でき、プロジェクトの進行スピードが向上します。「言った・言わない」のトラブルを防ぐだけでなく、会議の議論過程そのものを参照できるため、合意形成や判断のスピードが早まります。
この情報の透明性を最大限に活かすためには、情報をどう整理し、誰がいつ振り返るべきかという、ナレッジマネジメントのルール作りをしておくことが重要です。
LINE WORKSとの連携によるDXの加速
国内利用者数が500万人を超えるLINE WORKSとシームレスに連携できる点は、現場のDXを加速させる強力な武器となります。
日常的に使い慣れた画面上で操作できるため、新しいツールを導入する際の心理的ハードルが低く、組織全体へのスムーズな展開が可能です。
LINE WORKS AiNoteを
サテライトオフィス経由で導入するメリット

LINE WORKSの認定パートナーであるサテライトオフィスでは、AiNote単体の活用に留まらない、組織全体の最適化をワンストップでサポートします。
例えば、AIで要約した議事録を組織掲示板へ自動投稿したり、抽出されたタスクを組織カレンダーと紐付けたりするなど、社内の習慣に合わせた使い方を、専門的な知見からアドバイスできます。
また、直接契約はクレジットカード決済ですが、サテライトオフィス経由なら請求書払いが可能です。稟議や経理処理がスムーズになり、経理担当者の事務負担を軽減できます。
導入に不安や手間を感じる企業様は、運用までをトータルで支えるサテライトオフィスにぜひご相談ください。
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よくある質問

ここではLINE WORKS AiNoteのよくある質問に回答していきます。
Q.LINE WORKSにAiNoteを追加できないのはなぜですか?
A.管理者権限の不足、またはLINE WORKS側のプラン制限が考えられます。
- ・管理者権限:LINE WORKSの最高管理者またはアプリ管理者の権限がないアカウントで操作している。
- ・LINE WORKSのプラン制限:フリープランの場合、外部アプリ連携の利用が制限されている。
- ・アプリ利用制限の設定:セキュリティ設定により、管理者側で外部アプリの追加を個別にブロックしている。
スムーズな導入のためにも、まずは自社のシステム管理者に設定を確認することをお勧めします。
Q.LINE WORKSを契約していなくても個人で使えますか?
A.はい、利用可能です。
AiNoteは、個人のGoogleアカウント等でログインしソロプラン(個人向け)を利用できます。
単発の文字起こしや、限られた範囲での共有であればソロプランでも十分活用いただけます。ただし、企業内でのナレッジ共有やコスト最適化を目指す場合は、LINE WORKSと連携した法人プランの導入が合理的です。
Q.ログインやアプリの利用は安全性が保障されていますか?
A.はい。ビジネス利用を前提とした強固なセキュリティと運用ルールが整っています。
- ・データの非学習:有料プランでは、入力されたデータがAIの学習に利用されることはありません。
- ・強固なセキュリティ基盤:運営元のLINE WORKS株式会社は、PマークやISMS認証といったセキュリティ認証を保持しています。
- ・シングルサインオン(SSO)対応:個人アカウントの利用による情報漏洩リスクを最小化。
- ・コンプライアンスへの配慮:録音開始時には、参加者の同意のもと運用できる仕組みが整備されている。
これらの安全対策により、機密情報を扱う企業様でも安心して導入していただけます。
Q.無料トライアル期間はありますか?
A.はい。公式・代理店ともに30日間の無料トライアルが用意されています。
法人向けプランの全機能を30日間じっくりとお試しいただけます。導入を前向きに検討されているなら、代理店であるサテライトオフィス経由でのトライアルをお勧めします。導入から運用サポートまで、貴社のスムーズな導入をサポートします。
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LINE WORKS AiNoteで議事録を
「書く作業」から「活かす価値」へ

LINE WORKS AiNoteは、高精度な文字起こしとAI要約により、議事録作成の工数を大幅に削減するツールです。Web会議ツールとの直接連携や多言語対応、そして法人プランのAIデータ非学習という安全性は、ビジネス現場における大きな強みです。
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