Workplace by Facebook導入ガイド

導入事例

ユニアデックス株式会社 様

社内デジタル感度向上を目指した「働き方改革」でコミュニケーションに着目!
「Workplace by Facebook+シングルサインオン」を導入

デジタルトランスフォーメーション時代に適応するデジタル感度を持たせるための「Workplace by Facebook」

--ユニアデックスの事業概要について教えてください

1997年の設立以来、国内外の企業へ向けてICT基盤の提供を行ってきました。ICT基盤の分析・評価・設計・構築・保守・運用といったサービスをワンストップで提供できるのが特徴です。近年はデジタルトランスフォーメーションにも注力しています。

--Workplace by Facebookの導入の目的と経緯を教えてください

デジタルトランスフォーメーションが話題ですが、実際に促進して行く中では、社内の人間が高いデジタル感度を持った人材にならなければ、言葉の上ではお客様とやりとりできても本当の意味で推進することはできないと思います。そこで、まずは社内にデジタライゼーションを起こし、社内のデジタル感度を上げ、自らの体験を元に提案できるようカルチャーそのものを変えて行く必要があると考えました。
言葉で言っても理解できるものではないので、体験できる環境を作る必要があります。目の前にあるものがいつのまにかデジタル化され、それが当たり前のことになり、デジタル化される前のことが思い出せないというような状態を体験するのに最も効率的なのが、メールによるコミュニケーションや会議という手段、場所や移動のツールという、誰もが日常の中で感じている無駄をなくすシステムや仕組みです。そのためのツールとしてWorkplace by Facebookを導入しました。

--導入の主導部署はどこになりますか?

我々の所属するデジタルトランスフォーメーション戦略本部です。近未来の技術を利用したサービスについて考える未来サービス研究所というものが以前からありましたが、これはトップダウンの思想です。一方で現場の意識改革を担うボトムアップ型の動きをする部署としてDX戦略推進部を2018年4月に発足させ、ハイブリッド型で推進する組織としました。

社内イベントに合わせた導入で85%が利用! ユーザー登録の課題はサテライトオフィスのSSOで解決

--Workplace by Facebookを選んだ具体的な理由や、比較検討したツールは何でしょうか

社内SNSの導入自体が目的だった訳ではなく、コミュニケーションのあるべき姿として、組織の壁を越えた個人・チーム間の連携や、リアルタイムでの双方向な情報共有を実現することを目標に掲げていました。すでにYammerやLINE WORKSなどの社内SNSを利用していましたが、それぞれ目的や利用シーンが異なるため、単純な機能比較は行いませんでした。実際にWorkplace by Facebookを触ってみて、シンプルで直感的な操作性や、リアルタイムでの動画の配信、イイネなどの双方向でのコミュニケーションなどに魅力を感じました。

--Workplace by Facebookはどの程度利用されていますか

本格的な全社導入の初日に開催した社内イベントでは、全社員の85%が利用してくれました。アカウント数は2600程度あります。 現在は週ごとのログインアカウント数は1000程度と右肩下がりな状況ではありますが、一時的な状況だと考えています。イベント時以外にどう使うべきなのか、他ツールとの使い分けはどうしていいのかなどがわかりづらいようですが、自然な使い分けがされるのを待っている状態です。

--導入にあたっての課題はありましたか

利用者数が多いため、スムーズなユーザー登録や新入社員の自動登録、退職者の削除等のためにActive Directory連携を行いたいと考えていましたが、Workplace by Facebookに標準で用意されていたActive Directory連携では弊社が利用する上で必要なデータの一部が完全には連携できませんでした。そこでサテライトオフィスのシングルサインオンを採用することで弊社が利用する上での理想的なActive Directory連携を実現し、ユーザー登録の問題を解決しました。

社内イベントの理解度向上&社内コンテンツの拡散に効果を実感! 自然な利用を促すゆるやかな促進

--実際に導入してみての感想はいかがでしょうか

まず最初の社内イベントでは、これまで当日会場へ行けない社員は大会議室でのライブ配信を見るか、アーカイブ動画を見るしかなかったのに対して、出先や自席で配信が見られるのは便利でいいという声がありました。1時間程度のパネルディスカッションの動画投稿には500件程度のコメントもつき、コメント欄での補足やディスカッションで理解が深まったという声もあります。一方で、コメントに対する登壇側と視聴側との双方向コミュニケーションに十分な時間が取れなかったことは反省材料として次回に活かしたいと思っています。
イベント後は、従来はイントラ内で公開されているものの見る人の少なかったようなコンテンツがWorkplace by Facebookに投稿されるようになったことで、見る人が増えた、見るまでの時間が短くなった等の効果が出ています。

--利用促進へ向けてどのような工夫をしていますか

我々が積極的にコンテンツを投稿したり、コメントをつけたりと賑やかな場を演出するようにはしました。しかし具体的な既存ツールとの使い分けや投稿すべきコンテンツの指示などはしていません。BPR的なものにはしたくないと考えているので、自然な利用をしてもらえるように気をつけています。
業務時間内に使っていいのか、業務に関係ないことを書いてもいいのかというような問い合わせもありますが、軽いコミュニケーションの禁止はしていません。

--Workplace by Facebookを導入したことによるメリットは?

組織の壁を取り払い、横の繋がりのあるコミュニケーションを作るにはいいツールだと感じています。社内イベントでの利用も、見ているだけの状態よりは参加意識を高め、モチベーションを向上させるのに効果があるのではないかと期待していましたが、理解が深まったなどの声が聞けたことはよかったと思います。

ユニアデックス株式会社
【ホームページURL】
https://www.uniadex.co.jp/

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